xkcd: Ice - 氷と腎臓

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ここでは、世界で最も人気があるウェブコミック「xkcd」の最新ナンバーをひたすら日本語に翻訳しています。過去のコミック翻訳はxkcdカテゴリで。翻訳済みの秀逸なコミックについては、2009年~2010年のベスト10をまとめた記事からどうぞ。誤訳がありましたら、コメントなどで気軽にご指摘下さい。

ice.png
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Ice(氷)

女: Everything's ready...
 (準備万端!)

Except we're out of ice.
 (アイスが切れてる以外はね。)

白ハット: I'll get some!
 (僕が買ってくるよ!)

街角女: Hey sexy. Where're you headed with all that ice?
 (あら、いい男ね。アイスをたくさん抱えてどこへ行くの?)

白ハット: A party!
 (パーティさ!)

街角女: There's a better party up at my place.
 (私のとこで、もっと素敵なパーティやってるわよ。)

白ハット: But I -
 (でも・・・。)

女: C'mon, one drink.
 (ね、一杯どう?)

[The next morning...]
 (次の日の朝)

白ハット: ... Ugh ... Where am I?
 (うーーん・・・。ここはどこだ?)

I was supposed to - where's all my ice!?
 (僕は確か・・・。アイスはどこだ?)

AAAAAAAAA
 (うわわわああああ!)

Alt-text: On the plus side, she wrote 'Welcome to the AAA Club!' in lipstick on the bathroom mirror, and left me a membership/roadside assistance card on the counter.
 (プラスの面として、 彼女はバスルームの鏡に口紅で『AAAクラブにようこそ!』と書いて 、カウンターの上に「メンバーシップ/道端アシスタントカード」を残していきました。)

補足

 ブロック氷の袋を抱えてパーティに戻ろうとする白ハット。しかし、街角で女に誘われるがまま、別のパーティへと行ってしまう。次の日の朝起きると、腎臓でいっぱいに満たされた風呂の中で目覚めるという話。

 風呂で目が覚めたと言う状況で、サスペンスっぽい話の展開だと以下の様になるが、

朝起きると腎臓が無くなっていた。体は氷の中に沈められていた。

 このコミックでは、上の文の言葉が入れ替えられ、以下の様なオチとなる。

朝起きると氷が無くなっていた。体は腎臓の中に沈められていた。

 Alt-textは・・・、いまひとつ意味分からず。

xkcd: Core - 実は恐ろしい地球

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Core(核)

Outer core(外核)
Inner core(内核)

Turbulent Molten Metals at 30 million psi
 (3000万psiもの、荒れ狂う融解した金属)

Moon-sized iron sphere
 (月サイズの鉄球)

[I freak out about fifteen minutes into reading anything about the earth's core when I suddenly realize it's right under me.
 (僕の真下で起きている事が突然正しいと理解できてからと言うもの、僕は地球の核についての本を見ると、15分ほどビクビクします。)

Alt-text: If you're a geologist or geophysicist and you don't introduce yourself by saying your name, then gesturing downward and saying "... and I study that", I don't know what you're doing with your life.
 (もし、あなたが地質学者か地球物理学者で、自己紹介で名前を名乗ず、下の方へと身振りをして、「...で、僕の研究分野は」と言い始めても、僕は、あなたが何をしている人なのかよく分かりません。)

補足

 地球の核の解説を読み、地球内部の状態について改めて気づいてしまった主人公。考え始めると恐ろしくて仕方なくなる。

追記(2011.6.18)

 頂いたコメントを参考に訳を一部変更しました。

xkcd: Manual Override - GNU的ジョーク

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Manual Override(手動優先)

"This is the emergency override system, which can be used to regain control of the aircraft.
 (これは航空機への制御を回復させるために用いること出来る、緊急的優先システムです。)

Complete instructions for activating this system are available as a GNU info page."
 (このシステムを起動させるための説明書一式は、GNUインフォページとしても使用できます。)

I think you mean 'GNU Info Override'.
 (つまり、それは「GNUインフォ優先」と言う意味だと思います。)

補足

 LinuxなどのGNUの情報を表示するコマンド「man」と、手動を表す「Manual」を引っ掛けたダジャレ。人間「Man」も掛かっているかも知れない。とにかく、色々とごちゃまぜになっている。

xkcd: Magic School Bus - Wikipedia行きのバス

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Magic School Bus(マジック・スクール・バス)

生徒: Ms.Frizzle, how do batteries work?
 (先生、バッテリーはどうやって動くんですか?)

フリズル先生: To the bus!
 (バスに乗りましょ!)

[Wikipedia batteries]
 (Wikipediaで「バッテリー」を検索...)

Alt-text: At my OLD school, we used Microsoft Encarta 2005.
 (僕の居た学校では、「マイクロソフトエンカルタ2005」を使っていました。)

補足

 「マジック・スクール・バス」をネタにしたコミック。マジック・スクール・バスは、Ms.Frizzle(フリズル先生)とその生徒達が変幻自在のスクールバスに乗って、いろいろな発見や冒険をするお話。

 本来なら、不思議なバスに乗って謎を解き明かすのだが、このコミックではWikipediaで答えを安易に探る。

xkcd: Permanence - ホスト名に比べれば、子供の名前なんて...

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Permanence(永続性)

[ [!] Configure the network]
 (ネットワーク設定)

[Please enter the hostname for the system.]
 (このシステムのホスト名を入力してください。)

[Hostname:_____________]
 (ホスト名:_____)

<Go back>
 (戻る)

女: You've been staring at that screen a while.
 (その画面のまま、ずっと見つめているわね。)

男: Picking a good server name is important.
 (良いサーバー名を選ぶことは、とても重要な事なんだ。)

女: And yet you settled on "caroline" for our daughter in like 15 seconds.
 (それに比べて、私達の娘の名前は、たった15秒で「キャロライン」に決めたでしょ。)

男: But this is a server.
 (でも、これはサーバーだ。)

Besides, I had to - you were trying to name her "epidural"
 (そろそろ、決めなくちゃ・・。キミは、娘に「硬膜外麻酔」って名付けようとしたじゃないか。)

女: Those were good drugs.
 (あれは、良い薬だったわ。)

Alt-text: This hostname is going in dozens of remote config files. Changing a kid's name is comparatively easy!
 (このホスト名は、何十ものリモート設定ファイルに書かれる。 子供の名前を変えるなんて、それに比べてば簡単だ!)

補足

 子供の名前よりも、ホスト名を名付ける方が何倍も難しいとこのコミックは語る。確かに、ある意味そうなのかも知れない。初めて取得する独立ドメイン名とか、僕もかなり悩んだ。

xkcd: Worst-Case Shopping - 備えあれば憂いなし

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Worst-Case Shopping(最悪のケースに備えて)

男1の妄想: Eight meters. There's the wreckage... Yes! I see the key!
 (8メートル到達。何かの残骸がある...。これだ!鍵を見つけた!)

Gotta grab it, Surface, get in to the radio shed, and warn the president!
 (これを掴んで、早く水上へと上がり、ラジオ小屋に入って、大統領に警告しなければ!)

Just a few more...
 (もうちょっと持ってくれよ...。)

Oh no!
 (あぁ、ちくしょう!)

$24.95 Hi-brite:Water redistant to 10 meter
 (24.95ドルのライト:10メートル防水)
$49.95 Fenstar G6: Water resistant to 40 meters
 (49.95ドルのライト:40メートル防水)

男1: ...Maybe I should spring for the deeper water resistance.
 (もしかして...、もっと深い水深まで耐えられる方が良いかな?)

男2: Why on earth would you care about that?
 (一体何の心配をしてるんだ?)

男1: Look, you never know.
 (いや、君にはきっと分からない。)

Alt-text: Wait a minute. If I'm escaping from a submarine at 50 meters, then I'll *definitely* need a flashlight to find air pockets for gradual decompression on the way up. Time to start shopping professional dive lights.
 (ちょっと待て。 水深50メートルで潜水艦から逃げる時、途中で段階的に減圧する為のエア・ポケットを探し出す必要があるから、「確実に」フラッシュライトが必要になるな。今が、プロ用のダイバーライトを買うその時だ。)

補足

 10メートル防水と40メートル防水のライト、どっちを買おうか迷っている主人公。ありえない妄想を頼りに、ほとんど必要がない、40メートル防水のライトを買おうとする。

 「ラジオ小屋」と「大統領」辺りがよく分からないが、とにかくそれが「最悪のケース」らしい。映画か、ゲームからの参照?

xkcd: The Cloud - 「クラウド」の真実

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The Cloud(クラウド)

男: What's this?
 (これ何?)

黒ハット: The cloud.
 (「クラウド」だ。)

男: Huh? I always thought " The cloud" was a huge, amorphous network of servers somewhere.
 (えっ?「クラウド」って、巨大で形が無いどこかのサーバー群のネットワークだと思ってたよ。)

黒ハット: Yeah, but everyone buys server time from everyone else. In the end, they're all getting it here.
 (あぁ。だけど、誰しもが他の誰かからサーバータイムを得るだろ。でも結局、みんな、ここでそれを全て得ているだ。)

男: How? You're on a cable modem.
 (どうやって?君のはモデムケーブルに繋がってるけど?)

黒ハット: There's a lot of caching.
 (ここには大量のキャッシュがある。)

男: Should the cord be stretched across the room like this?
 (コードはこんな風に部屋を横切って引っ張らないとだめなの?)

黒ハット: Of course. It has to reach the server, and the server is over there.
 (もちろんだ。そのケーブルはサーバーに届いている必要があり、そして、サーバーはそっちにある。)

男: What if someone trips on it?
 (誰かがつまずいたらどうするの?)

黒ハット: Who would want to do that? It sounds unpleasant.
 (そんなやつ居るのか?嫌な感じだな。)

男: Uh. Sometimes people do stuff by accident.
 (うむ、人は時に事故を起こす物だよ。)

黒ハット: I don't think I know anybody like that.
 (そんなヤツが居るとは思えないな。)

Alt-text: There's planned downtime every night when we turn on the Roomba and it runs over the cord.
 (ルンバを作動させて、そいつがコードを抜く時、ダウンタイムは毎晩計画される。)

補足

 クラウドコンピューティングをネタにしたコミック。

 クラウドが、眼に見えないものすごいデカイサーバー群かと思っていたら、実は黒ハットの後ろに置いてある箱だったと言う話。そして、そのクラウドに繋がるケーブルはつまずき易い様に配線がされている。たまにクラウドサービスがダウンするのは、そのケーブルにだれかがつまずいたから。

 ...って事だと思うのだけど、シュールな話っぽいので、オチが今ひとつよく分からない。

xkcd: Ages - 年齢別ありがちチャート

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Ages(年齢)

0-2: [Non-sentient]
 (0歳から2歳:[意識無し])

3-12: "Everything is exciting!"
 (3歳から12歳:「全てが刺激的!」)

13-18: "Everything sucks!"
 (13歳から18歳:「全てはクソ!」)

19-22: "Woooo College! Woooo-!"[vomit]
 (19歳から22歳:「うぉーーー大学!うぉーーー!」[嘔吐])

23-30: "Relationships are hard!"
 (23歳から30歳:「人間関係を築くのは難しいな!」)

31-42: "So are careers!"
 (31歳から42歳:「結局、キャリア!」)

43-53: "No daughter of mine is going out dressed like that!"
 (43歳から53歳:「あんな服を着て出かける女は、私の娘じゃない!」)

54- : [More sex than anyone is comfortable admitting]
 (54歳以上:[誰よりも多いセックスは、快適な許容。])

Every age: "I'm glad I'm not the clueless person I was five years ago, but now I don't want to get any older."
 (全年齢:「僕は、5年前の何も分かっちゃいない自分でない事を嬉しく思う。でも今は、これ以上歳を取りたくない。」)

補足

 年齢別に分類した、その世代に起こりがちな事柄の年表。

 オチだと思われる、肝心の「comfortable admitting」が上手く訳せなかった。「快適な許容」と書いたけどかなりの直訳だし、意味が通じない。

xkcd: Advertising Discovery - 引用先リンクで信用させる新しい広告

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Advertising Discovery(広告的発見)

[Advertising Discovery]
(広告的発見)

Turgidax(R) triples[2] your penis size overnight[2][5], improving both your sexual attractiveness[2][7] and your cardiovascular health.[7][8][9]
 (Turgidax(R)は、一晩であなたのペニスのサイズを3倍にします。そして、あなたの性的魅力と心血管の状態を向上させます。

男: Sounds legit.
 (なんだか、まともそうだな。)

[Wikipedia has trained us to believe anything followed by little blue numbers in brackets.]
 (Wikipediaは、カギ括弧の中の青い数字により、あらゆるモノが信じれるよう、我々を鍛えた。)

alt-text: When advertisers figure this out, our only weapon will be blue sharpies and "[disputed]".
 (広告主がこれを見つけたときの我々の唯一の武器は、青いシャーピーと[論争中]です。)

補足

 Wikipediaの記事の中にカギ括弧の数字(引用先)のリンクがたくさんあると、信頼できる情報に見えてしまうと言う心理を巧みに利用した新しい広告方法。

 引用先リンクの不正使用に対する対抗手段は、[disputed](論争中)のリンクを付けること。「青いシャーピー」って言うのは、青く塗りつぶすペンの事かな?この辺は今ひとつ読み取れず。

xkcd: Homeownership - 比喩じゃない方の住宅崩壊

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Homeownership(住宅オーナー)

男: I've always rented, so this blows my mind - This house is mine? I own a building?
 (僕はいつも人に貸しちゃってるから、よくわからなくなるんだ。この家は僕のモノなの?僕が所有している建物なのかな?)

電話: Yap!
 (あぁ!)

男: I could, like, decide to drill a hole in that wall there, and nobody could do anything about it?
 (僕が、例えば、そこの壁にドリルで穴をあけたいと決めるだろ?でも、それについては、誰も何も出来ないんだよね?)

電話: That's right!
 (その通り!)

[Ten hours later:]
 (10時間後:)

男: Can I come stay with you? My house has a ... problem.
 (君の家に泊まりに行ってもよいかい?僕の家は...、ちょっと問題が。)

電話: Let me guess: You drilled holes in it until it collapsed?
 (ちょっと待った。君は、崩れるまで穴をあけたのかい?)

男: I don't think I'm cut out for homeownership.
 (僕は、住宅のオーナーには向いてないと思うんだ。)

Alt-text: New research shows over 60% of the financial collapse's toxic assets were created by power drills.
 (財政破産における不良資産の60%以上が、パワードリルにより作られたと言うことを新しい研究結果は示しています。)

補足

 「financial collapse(金融崩壊)」と言う比喩的な表現ではなく、本当に自宅を崩壊させちゃった男の話。これじゃ、確かに住宅のオーナーには向いてないかもしれない。